2015年1月10日土曜日

大晦日にお節交換会

皆様、新年あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い致します。

あっという間に2015年の幕が開いてしまいました。
2014年の12月も、師走との言葉通り、右に左に走り回ってるうちに過ぎてしまいました。そんな12月にはいろいろなイベントがありましたが、今日はおせち交換会について少し書きたいと思います。

お節交換会とは、各自がお節を数品作って持ち合い、交換し、おせちを完成させるものです。
今年の交換会後、お重に入ったお節はこちら。


上より、一の重、二の重、三の重。他に重箱に入りきらなかった、鹿児島の郷土料理の豚骨がありました。


アメリカ生まれの子供たちにも、お正月には伝統的な日本料理を、知って、食べてもらいたい。純日本人の私は、慣れたとはいえ、通常1月2日から、ホリデーが終わり!というアメリカ、せめて元日位は、日本人らしくお節を食べながらゆっくりしたい。
でも、 その一方、年末まで忙しく、お節の材料の入手も難しい海外の地では、どうしても、お節作りは色々なハードルが高いものでした。

私も四年前までは、29日位から31日の夜にかけて、仕事から帰ってきた後に、夜なべをして、おせちの準備をしたものでした。(31日まで、普通に仕事がありました。)

でも、友人からお節交換会を教えてもらい、参加する様になって今年は4回目。我が家では毎年の恒例行事として、定着しつつあります。

その後、このコンセプトは、ボストンでも少しずつ広がり、複数のグループが交換会をするようになりました。

昨年末の篠原歩弓さん主催の「おせち交換会」の様子は、錦光山雅子さんによって朝日新聞の記事になりました!
(English)
Japanese expats swap 'osechi' dishes to save time, money, energy

(日本語)
おせち交換、米国流 在住の日本人「簡単、楽しく、豪華に」


お節交換会は、楽しく簡単に用意でき、割高な食材を買いそろえる費用も抑えられ、友人との絆も深まる、といった利点に加え、全て、各人の自宅で作られているため、添加物、保存料などが一切ないこととで安心安全、そして交換で受け取るお節は、お重に入る分量、つまりすぐに食べきることができる量なので、同じおせちを食べ続けて飽きる、ということもありません。
またそれぞれが、自分の出身地のお節、郷土料理を持ち寄ることで、日本の郷土料理をかいま見る機会でもあります。

海外在住で、お節やお節の材料が中々手に入らない、忙しい日本人の皆さん。ぜひ来年はあなたもいかがですか?

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