復元されたメイフラワーII号 |
当初の目的地は、バージニア。それよりもかなり北に到着してしまいました。
ワンパノアグ族の女性 |
翌1621年の秋は、沢山の収穫に恵まれ、ピルグリムファーザーズが、ワンパノアグ族を招待して、神の恵みに感謝して、共にご馳走をいただいたことが始まりといわれています。
いまでも、プリマスにあるプリマスプランテーションでは、毎年11月には、その当時の感謝祭を再現した食事が楽しめるイベント が開催されています。
毎年この時期には、子供達は、あなたは何に感謝しますか?感謝している事を書きましょう、という課題をもらいます。感謝祭には、感謝の気持ちをもって、伝えて、ゆっくりと過ごせるといいですね。
感謝祭の食事 |
プリマスプランテーション |
さて、現代のサンクスギビングですが、ホストになる家の主夫・主婦は一ヶ月位前から、ゲストリスト作成に始まり、当日のメニュー決め、食器・テーブルクロスなど、食料品以外の必要物品の買い出し・準備をします。そして、当日に向け、少しずつ作り置き出来る品の料理と、準備を進めます。大掃除に始まり、お正月に向けて、お節などの準備をする様な感じですね。数日前からは、オーブンをフル稼働で、料理を仕上げます。 ですが、最近は忙しい家庭も多くなっていますので、スーパーなので、調理済みのセットを購入する事もでき、利用する家庭も多くなってきています。
2日前位から、人々は実家に向けて移動を開始します。これも、お盆前後の帰省ラッシュの様な感じですね。
そして、サンクスギビング当日。この日ばかりは、日本の元日と同じように、ほとんどのお店がお休みになります。街には人気がなく、これもまた、お正月の都心の様な感じですね。ですが、これも日本と同じく、最近では、サンクスギビングにも開いているお店も、少しずつ増えてきました。
家族、友人とお腹一杯、お料理を楽しんだサンクスギビング翌日の金曜日は、ブラックフライデー。あらゆるお店が、一斉に大セールをします。Door busterと言われる目玉商品を買う為に、深夜・早朝の開店に向けて、早くから人々の行列ができるお店もあります。
今年のボストンは、感謝祭前日から、スノーストームの予報ですが、皆様、暖かくして、楽しい感謝祭をお過ごし下さい!
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